2016月3月、メンタルタイムトラベル第一弾 マルタ

2016月3月、メンタルタイムトラベル第一弾 マルタ

 

我が家にとって、ロンドンでの初めての海外旅行。

 

人生初(&最後でしょうね)のマルタ航空ロンドンヒースロー空港を飛び立ち、マルタ国際空港(英語: Malta International Airport)へ。(世界地図では距離があるように見えるマルタですが、実際の飛行時間は約2時間10分。東京―ソウル間と一緒。東京-沖縄のフライト時間より短い!

わかっていたものの、曇りで暗いロンドンの冬から逃避した我々を迎えてくれたマルタ共和国は晴天。人間の気持ちは、こんなにも天気に左右されることを改めて実感しました。地上にいても、言えます”The earth was bluish(地球は青かった)

さて、マルタ到着。実は今回は初めての海外旅行色々と個人で手配する時間もなかったので、旅行会社のパッケージツアーを申込。パッケージツアーには空港-ホテル送迎付きでしたので、空港到着後、難なくホテルに到着・チェックイン完了。今回お世話になった宿はGrand Hotel Excelsior Malta 。シービューのお部屋にステイすることができ、子供への対応が非常に良くとても快適に過ごせました事前にホテルのレストラン予約の問い合わせもしましたが、対応が非常に丁寧で素晴らしかったです。

f:id:salt36:20210613092155j:plain

宿泊先からの景色!キレイな青にテンション上がります☆

f:id:salt36:20210613092202j:plain

 

到着翌日、これから観光だ!と思った矢先。夫の様子が少し変な気が。。。聞いてみると、ちょっと怠いとか。異国の地で、家族を連れてさぞかし気を遣ってくれていたんだね、ありがとうパパ!と思ったのですが、念のため、熱を測ったら39℃。。。。単純にこの人熱出してるだけじゃないか!!!折角の旅行をどうしてくれるのよ

 

病人は寝ているのは嫌だと駄々をこね、薬を飲んで観光開始です(笑)今はベビーカーを持参していたため、夫はそれを歩行器変わりすると言ったので頑張って歩いてもらいました(勿論、スローペースで移動する姿はおじいちゃん💦

 

目指すのはマルタ共和国の首都ヴァレッタ。ステイ先のホテルから徒歩10分ほどで行ける距離にあり、「ルサンスの理想都市」といわれ、街全体が世界遺産に登録されているとても美しい街です。

写真でなんとなくわかって頂けるかと思いますが、要塞都市です。マルタ島は16世紀、イスラム(オスマン帝国勢)からヨーロッパを守る砦だったようです。激戦の末、島を守り抜いた騎士団にヨーロッパ中から寄付が寄せられ、より堅固な都市を築き、現在のヴァレッタ街が作られました。その時のマルタ騎士団長を務めたジャン・パリゾ・ド・ラ・ヴァレットの名にちなみ、街はヴァレッタと命名されたらしいRPGゲームでいうところの主力(夫)が瀕死の我々一行、争ったら即全滅です(笑)今の時代に生きててよかった~←夫の感想

※一部Wikipedia から参照。

f:id:salt36:20210613092626j:plain

 ヴァレッタの街の特徴は碁盤の目になっており、勾配な道がたくさん。また、猫好きの聖地とも言われており、フォトジェニックな街として、猫好きの方々が世界中から訪れるようです

f:id:salt36:20210613095756p:plain

f:id:salt36:20210613095839j:plain

ヴァレッタの街の玄関口(Valletta City Gate)とベビーカー泣かせの坂道。

「ハチミツ色の石」とよばれるライムストーン(石灰石)で造られた建物が多く、とても統一感があって、素敵な街並みです。(例えるなら、ディズニーランドのアラビアンコーストエリアのある建物の色?)街は生活している人やお土産屋、教会、素敵なカフェやレストランが混在しており、まさに異国に来たんだなと思わせる街並み。

f:id:salt36:20210613100004j:plain

街を抜けると、そこには素敵な港となっており、沖には地中海クルーズのクルーズ船の姿も。


マルタのお食事はというと、個人的な評価ですが、立ち寄った食事処はいずれも美味しかったです。お値段はリゾートの中ではおそらく良心的な価格帯だった気がします。特にお酒類。意外にも肥満率の高いマルタ。そのため、高たんぱく・低脂肪でビタミン・ミネラルも豊富ダイエット向きのウサギ肉もポピュラーだとか。ということでミーハーな我々も今旅で食す。

因みに、マルタは食事処が沢山!!初めて子供を連れての海外旅行。子連れで入れるお店はあるのかわからず街を歩いたら、「席空いてるよ!ご家族でどう?」と声かけてくれる所が多々ありました。なんて嬉しい☆☆この街が好きになったきっかけの一つでもあります。

 

さて訪れたのは、Guzeというレストラン。2020年ミシュランガイド掲載店。

ここでは、ウサギ料理の他、新鮮なシーバス(スズキ)のグリルを頂きました。ウサギ肉は鶏肉のような見た目と食感、一方で食べ慣れないお肉を食べた際のん?というあの特有な感覚(臭み?)初めて食べる牡丹肉や鹿肉、馬肉etc.を温泉宿で食べて感じるあの感覚お店の丁寧な調理もあり、大変美味しく頂ました。

さて、体調不良だった夫。食欲ないかなと思いきや完食です・・・。まぁ食欲はあって一安心(苦笑)

f:id:salt36:20210613100318j:plain

f:id:salt36:20210613100338j:plain

左:うさぎ 右:ジーバス

このレストランは旅行前に事前にランチを予約しました。その際に子連れであり、ハイチェアのリクエストをしました。当日「ごめんね、ハイチェアはなくて」と申し訳なさそうにするスタッフさん。でもサービスは良く、とても子供に優しく、落ちついている事が少ないうちの子(1歳3ヶ月)も騒ぐことなく過ごすことができました。

私達が訪れたのはミシュランガイドに載る前。レストランを利用した際も、満席でwalk inの人たちをお断りしている状況でした。

もし利用を考えているのであれば、事前の予約と子連れである場合はその旨(年齢も)をお伝えするとスムーズかも知れません。

 

尚、訪れた時期がイースターの期間であったため、街は飾り付けやイベントで賑わっていました。

f:id:salt36:20210613101530j:plain

さて、この旅ではスーベニアスプーンをゲットすることができました!こちらです☆

f:id:salt36:20210613101701j:plain

かっこいい!!

この旅行後半に私、子供もダウンしました。ロンドンに戻り、「駐在できて1,2ヶ月頃、みなさん、ヨーロッパの風邪にやられるんだよね」と先輩やお医者さんに言われ、ヨーロッパの風邪が強烈である事を実感💦レムシップという薬を知るのでした〜。旅行先で家族でダウンはこれだけなので、いろんな思い出がマルタ島にはあります。