育児:ロンドンでドタバタ出産〜2ヶ月早産の巻〜 後編
〜前編に続き後編へ〜
安定期に入り、医師からも(日系・NHSどちらも)早産の兆しなしとの事で
医師の診断書ももらい、旅行でディスニーランドパリへ。また家庭の事情で緊急で日本に帰国し2週間で戻ってきました。
戻ってきた頃にやはりヒプノバーズ受けたいという事で夫婦で前半を受講。
子供が熱を出した為、後半を受けられず年明けにリスケへ。(これが出産になってしまい後半を受講できず。講師からもフォロー頂き、受けていてとても良かったです)
お正月が過ぎたとある日、朝4時起きたら違和感。この感じ「パパ、破水してる!!」
早朝からバタバタ。幸い子供は起きておらず。主人が病院に電話し、電話会議のようにスピーカー設定。「なんで破水ってわかるの?」と助産師に言われ。夫婦で「二回目だから!!」助産師「じゃ、確実ね!!ママ慌てなくていいからね、朝食食べて、シャワー浴びてゆっくりいらっしゃい!」
破水してるのに、シャワー浴びてよいの??日本じゃ考えられない!!
まいいや、まだ全然入院準備もできてないしと淡々と準備。
一方、主人は車の手配にバタバタ、ドライバーによりけりですがウーバーは断られました。「破水だったら救急車呼べ」と捨てセリフをはかれながら。
一応防水シート(赤ちゃんのおむつ替えシート大活躍)とタオルも持ったんだけどね。。。
やっとの事で外に止まっている黒タクシーがOKだしてくれ、乗せてくれました。
ホントにあのおじさんには感謝だったな。降りるときにはグッドラック!!って親指上げて笑顔で去っていったし。
病院に到着7時。やっとの思いで到着したら「遅かったじゃない!!」
ゆっくり来いと言ったじゃないか!!道中いろいろあったんだよ。と言いたいとこだったが面倒だったので、子供のせいにしてしまった。
病室に案内され、一番奥の部屋(大部屋で8人くらい入れる)に通される。
(Antenatal and postnatal wardsという場所でした)
まぁ施設が立派なこと。でも全て無料。
食事はメニューブックがあり選べます。お味は不味くはないよ。でも味が薄いので、主人に塩、胡椒、ケチャップ持ってきてもらいました(笑)
10時、15時にはTEAタイムがあり、コーヒー・紅茶が出てきます。
産後6時間で帰させる事で有名なイギリスの病院。そんな病院に6日間いたので、お食事の係のスタッフも私の好みを覚えてくれました。「いつものね〜」と。
約一週間もいればいろんな妊婦さんを見ます。実際、陣痛がまだ来ないって事で帰された人もいて。私も危うく帰されそうに。助産師さんに「先生がOKだしたら、今日帰っていいから!!」って
え〜!!2ヶ月早産なんですけど〜!!破水したら出産になるでしょ!!と思いながら、どうごねようかぁ〜。←この国、大げさ&騒ぐこと大事!!
と思いっていたところにおしるしが☆お腹のベビーちゃん話を聞いていたようだ♬
これで医者は帰せなくなったぞ!と安心していた頃に微弱陣痛からの陣痛?が。。。
いざ部屋を移動してスタンバイ。あれ??陣痛遠のいた。。。元の部屋に戻される。
深夜1時に陣痛が本格的にきたので、一応主人にメッセージ。
子供を預けられずどうしようと話してたら、分娩室には入れないけど、連れてきて大丈夫よ!!ナースセンターで見てるから!と言ってくれ、主人も出産に立ち会う事ができました。
出産は3回プッシュで完了!!ただ、ここが日本と違った!!
医師が7人スタンバイ。(婦人科医、麻酔科医、小児科医、小児科呼吸器専門医、医師もろもろ。)日本では院長と助産師さんオンリーでしたが、こんなにエキスパートが集まって安心できるなんて。
ギャラリーの多さは主人も驚き!!!!(日本でも立ち会った)
因みに、日本の分娩台みたいなものは妊婦健診の時からありません。
無くてできるなら、日本もそれでいいじゃんと思うのだけど。。。
出産を終え、早産のベビーはNICUに移動。
分娩部屋にはシャワー室も併設。休憩もままならない時に「はいシャワー入って」の指示。その後すぐに元の病室に戻り、助産師さんから「お昼には帰れるけどどうする??」
出たー!!産後6時間には帰すってパターン。
「母乳を子供に届けたいから一泊させてください」って話たらそうねOK!という事で一泊できました。
でも正直、上の子がいるとそっちが気になって早く退院したくなります。
そしてこのバタバタしている最中、上の子はナースセンターの所でベビカーで熟睡。
空気を読んでくれたのか、手がかからず感謝感謝でした。
少し休憩して、さーてと、母乳と届けにいざ子供のところへ!でも場所が離れすぎて産後すぐの母は病院で迷子に。なんでNICU離れてるの、そしてNICUの中がまた迷路。私の子供はどこだ〜(汗)
〜産後編に続く〜