育児:ロンドンでドタバタ出産〜2ヶ月早産の巻〜 前編

下の子をロンドンで出産しているのですが、その時の様子も記録として残したいと思います。また、これを見てほっとしてくれるママさんがいたら嬉しいなという願いも込めて☆

 

《ロンドンでの出産でお伝えしたい事》

もし不安だったり心配だったりする方がいらしたら、安心してください!イギリスの医療は大変素晴らしいです。日本でも早産経験ですが、イギリスでの対応には正直感動しました。なので、全く不安になる事はありません。言葉の壁はあるかもしれませんが、いろんな国籍のママの出産を助けているMidwife(助産師さん)は慣れていらっしゃいます。一生懸命伝わるようにまた、こちらが何を伝えようとしているのか理解しようと親身に対応してくださいます。Midwifeさんとの相性はあると思いますが、それは日本での出産でも同じことが言えますので、不安がらずに彼女達とコミュニケーションをとってみて下さいね☆

 

《前情報》

・2018年 NHSで出産(1人目が早産の為、プライベートは選択できず。)

・32週で破水。破水後5日目に自然分娩 子供はNICUで過ごし3週間後に退院。

※早産=帝王切開と誤解されがちですが、破水で始まった早産で、母子共に問題がなかったので自然分娩です。(日本で出産した1人目も同様)

・妊娠発覚時NHSの検診と、日系のプライベート(婦人科)にて同時進行で検診をしていた。

・ヒプノバース受講。但し想定外の2ヶ月で出産になった為、後半を受講できず出産に望みました(汗)でも落ち着いて出産できたので効果はあったと思います。

・日本からのヘルプあり(当然出産時には間に合いませんでしたが、すぐに来てくれました)

・私の入院と同時に上の子高熱発症。頼みのナーサリーに行けず。友達家族が助けてくれました。感謝しかありません(涙)

・なかよし会発行のマタニティーブックを活用。出産に関わること全て書かれているのでためになること間違いなし!!是非パパとママとで一度は読んでもらいたい。

  

〜ここから本題です〜

2017年6月に第2子妊娠発覚!!登録しているGP(一般開業医)に妊娠の陽性反応がでたので、ドクターアポを取りたい旨と伝え、予約を取る。(電話だと繋がらないので直接受付へ)

アポ当日、先生から問診があり、出産する病院はどこにするか決めます。私はChelsea & Westminster (NHS総合病院)を選びました。GPより総合病院へ申請書(妊婦登録)が直接送られ、後日助産師の面談予約のレターが来るとのことで終了。

そのレターを待ちました。待てど待てど来ない。。。。。1ヶ月経っても来ない。

GPに問い合わせして、確認してもらうも登録依頼済みとの回答。こちらでは何もできないから直接Chelsea & Westminsterのこの番号に電話してと匙を投げられる。

Chelsea & Westminsterに問い合わせると、記録がないと言われ、オンラインのフォームに記入して!!との事。

「そんなのあるんかい!!GP通してこんなに待たされるならGPの意味ないじゃん!!」と心の中で叫び、オンライン申請した2日後にレターが来ました。

 

ミッドワイフのアポで沢山問診がありいろいろ聞かれます。

何回目の出産か?親族で大きな病気をした人いないか。あなたの今の気分は??などなど。そこで英語の理解度も見ていて、希望だったら通訳をつけるに◯をしてくれます。

そこで私が言われた衝撃な内容は

「1人目35週の早産かぁぁ〜。言いにくいんだけど、これはちゃんとデータが出てるの。1人目早産は2人目も3人目も早産になりやすいの。それも

1人目1ヶ月早産だったら、2人目2ヶ月早産、3人目は3ヶ月早産 絶対26週以降は運動したり重いもの持ったりしてはダメ!!安静にしててね」と言われ。

「え〜今回こそは正期産がいいのに〜。でもその可能性があるのか」と思い、万が一を考え、日本に置いてきたマタニティ服と低体重新生児服を送ってもらうよう母に要請。

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色々話してくれます。びっくりしたのは「今回の妊娠は嬉しいか?」と聞かれたこと。日本では聞かれない質問だったので正直驚いた。でもそれだけ掘り下げて質問することで妊婦さんを守ろうとしているように感じました。

 

この助産師さんとのアポが終わったらその後はスムーズです。次はこれ、これ、これとアポイントが自動、またはその場で決まっていくので楽です(笑)

イギリスのエコー検診は2回しかありません。皆さん、ご主人もベビーを見たい為に同席する方が多いです。ちなみに写真は有料(料金は病院でまちまち)。かなり時間をかけて丁寧に見てくれます。

BMIが平均より低い人、前回の出産でなにか問題があった人はエコーの回数が増えます。(私はどちらにもひっかかり、+3回ありました)

 

日本では母子手帳を渡されますが、こちらではマタニティーノート(maternity notes)という妊婦期間の記録本が渡されます。産後に回収されてしまうけど、これを常に持ち歩くようになります。本が大きいのが残念。。。。日系の病院では母子手帳をいただくことができました。

マタニティーマーク、今は日本で沢山種類でいてますよね!こちらではバッチタイプがあります。TFLのwebページから申請可能です!

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これです。日本(東京)より皆さん温かい印象ですが、日本と同じようなトラブルはこちらでも聞いたりします。

 〜後編へ続く〜